もう二度と・・
被災して、
長女と
孫が2ヶ月間こちらで一緒に過ごし
再び
被災地へ戻っていったことは
ブログに綴ったばかりですが
内地の学校へ行ってた
長男もまた
被災者
学校も寮も
メチャクチャ
この子も
何十時間もかけ
やっとこさ辿り着いたという感じで
帰ってきてるわけですが
学校
再開の目処が立ち
もうすぐまた
被災地へ戻っていきます
あの時、テレビでは
リアルタイムで
まさに
学校近くの映像が映し出されていました
それは、津波がいま確実に校舎へ向かっている、その様
テレビの前で
ジタバタすることしか出来ないことへの苛立ちというかなんというか・・
パニックってもんじゃなかったです
夜通し電話したって電話したってつながらない
すごい勢いで増えてく
死者、
行方不明者
3~4日の音信不通の期間は
気持ちは落胆へと向かっていくわけですが、
そして入った発信元が公衆電話の着信
それぞれ避難所からかけてきた電話で
安否が
確認できました
それまで本当に本当に苦しかったんです。
今となると、この3~4日ですら、
本当 に苦しかったのに
いまなお、多くの行方不明の方がいらっしゃる。
待ってる方の心中は察するに余りあります。
また、亡くなられた方と対面することとなってしまったご家族からしても
私の家族はみな無事だったので、この方達に比べたら
あの苦しかった数日なんて、ちっぽけなのかもしれませんね。
娘が嫁いだ
被災地は
私の産まれ育った土地。
ここには最高
38メートル超えの津波が押し寄せていたことがわかりました。
友達のユッチが亡くなりました。
一旦は避難したのに、ペットへ餌をあたえてくると言って、おうちへ戻ってそれで・・
なんでだよユッチ・・・
近親者も亡くなってます。
先人の教訓から
前回の大津波後は、高台に家を建てるべきことは
徹底されるべきだったと思うんですが、
その後、再び海岸近くには家が建てられ、
案の定今回の津波で跡形もなく流されたそうです。
娘の嫁ぎ先もそのひとつです。
いつの日か、この自然現象は
また やってきます。
もう二度と、一人として犠牲者が出てはいけません。
そういう街づくりを
徹底して下さい。お願いします。
亡くなられた方に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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